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灘五郷の8社が発売する「灘の生一本」=灘酒研究会提供

 日本を代表する酒どころ「灘五郷」にある酒造メーカー8社が、6日から統一ブランド商品「灘の生一本(きいっぽん)」の販売を始める。商品名は同じでも、酒造りのこだわりや味わいはそれぞれ。飲み比べも楽しめそうだ。

 参加するのは灘五郷酒造組合に加盟する25社のうち、沢の鶴、剣菱、白鶴、菊正宗、櫻(さくら)正宗、浜福鶴、白鹿、大関の各蔵元。日本酒の品質向上をめざして各蔵元の酒造技術者でつくる灘酒研究会が企画し、今年で14回目になる。

 いずれも兵庫県産米のみを使用した純米酒で、瓶詰720ミリリットル。産地名を保護する国税庁の地理的表示「GI灘五郷」に認定され、価格は税込み1377円~1980円。

 同会は「個性豊かな酒がそろう灘五郷の魅力を感じてもらう機会になれば」。各蔵元のオンラインショップなどで購入できる。(真常法彦)

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